マイセンとは?マイセンのうんちく [マイセンとは]

マイセンについて、基礎知識を書きます。

マイセンとは、ドイツのマイセン地方で作られる磁器の総称で、世界ブランド。
日本でも栃木県の益子町で作られた磁器は益子焼。
だから、ドイツのマイセン地方で作られているので「マイセン」なのでしょう(笑)

歴史は古く、300年前ごろから作られているようです。
実は磁器作りの歴史は東洋の方が古く、中国が西洋へ輸出していたようです。
特に白磁(白い磁器)は西洋ではあこがれの存在であったようです。

そこで、ザクセン公国(今のドイツ北部)の王様だったアウグスト強健王が
錬金術師や学者たちに白磁を作るように命じ、1709年に白磁の製造に成功。
1710年に「王立ザクセン磁器工場」が設立されました。
これが「国立マイセン磁器製作所」の始まりで、その後の発展は言わずもがなです。

マイセンの代表的な「柄」についてもいくつか紹介します。
「ブルーオニオン」とは、東洋の「ざくろ」が西洋で「玉ねぎ」と誤って解釈されたといわれています。
「柿右衛門」とは、有田の絵師であった酒井田柿右衛門の図柄を写したものといわれています。
「ドラゴン」はシノワズリ(東洋趣味)の図案によるもので、龍を描いたもの。

このように、マイセンの磁器は東洋の影響を強く受けていることがわかりますね。
西洋の磁器とはいえ、我々が強く心揺さぶられる理由がなんとなくわかる気がしますね。

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